Debaj-ミルク(☆☆☆)

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生のフレーバーの状態を嗅ぐと、チーズのような匂いが強い。

実際立ち上げてみると、少しの酸味が伴う。ヨーグルトのような、若干発酵しているような味になる。

ミルクといってもいろいろフレーバーがある。例えばDoobaccoのミルクのような1g入れるだけで濃厚なミルクの味が支配するフレーバーもある。

このフレーバーはどちらかというと、酸味を伴ったクリーミーな味である。かといって他のクリーム系のフレーバーにある、モッタリした生クリームのような要素はあまり含まれない。

フレーバーのロットにもよるのかもしれない。が、少なくとも自分が吸ってるこのミルクは酸味が伴う。

また、このフレーバーもDebaj特有の、着色フレーバーである。

手が黄土色を少し明るくしたような色に変色するほどである。

また、フレーバーを吸い切らずに洗ったりすると、ファンネルにこの着色料が付着することがある。釉薬が塗ってあればここは解決する。

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煙感は少しDebajの平均より劣る。

若干荒い気がするが、おそらくシロップ量の問題である。割とシロップ量が多いところを取って作ったほうがいい。

基本的にシロップ量が少ないと、煙の質が荒くなりやすい。また、温度調整も難しい。

かといって多すぎるのもまた、煙が出ないのに、味はするみたいな状態になる。

この辺はいい塩梅で各自調整が必要。

 

立ち上げ

作り方に関しては、釉薬付きの陶器のファンネルで作った方が何かといい。

アマボースト

kingco炭3つ起きで蒸らし長めが良い。

ロータスはやめた方が無難。酸味が強くなる。

 

総評

☆☆☆

あったらいいなあくらいで、特段必須だとは思わなかった。

都内の多くのシーシャ屋で取り扱っているがそこまで推さなくてもと思った。

この辺は自分が吸ってるロットが良くないのかもしれない。そこらへんは不明。

Doobaccoのミルクより酸味が強く、フレーバーをゆるく、まったりさせる効力と考えれば良い。

作り方次第だなとも思う。要再レビュー。

ファンネルに生のチョコレートを入れて味が出るのかの検証

概要

ミニストップのキャンペーンでくじをやっていた。普段買わないチョコレートがたまたま当たった。

 

食べることはないので、これをハガルに入れると、チョコレートの味がするかの検証を行った。

 

今回入れたチョコレートはこれ。

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普通に食べてみると、甘さがかなり控えめで、カカオをがっしり感じる。

 

そもそもチョコレートをあまり食べないが、食べるとしたら甘いチョコレートの方が好きだ。余談。

 

 

セッティング

用意するものは

チョコレート

Doobaccoバニラ

 

甘さがないため、バニラのフレーバーと混ぜることにした。

 

他のフレーバーを入れない理由としては、チョコレートの味がわかりづらくなるためである。

 

また、チョコレート単品だと煙が出ないため、甘さだけを出すと考えて、バニラと混ぜた。

 

生の果物等入れたことある人にはお分かりだろうが、基本ファンネルに焦げが残る。

 

ファンネルに焦げが残るか心配だったが、砂糖はほとんど入ってないと踏んで、特に特別な操作なしに入れることにした。

 

具体的にいうと3層にした。

 

最下層にバニラを敷き、かと言って全面にではなく、時計の針をイメージして、12,3,6,9のように敷いた。

 

あとは残りの面にチョコレートをカットしたやつとフレーバーを揉み込んで敷いた。

 

2層目にバニラだけを敷いて一面を埋めた。

 

3層目にバニラとチョコレートを刻んで混ぜたものを敷いた。

 

だいたいフレーバーが総計12、3g、チョコレート1包装といった感じである。

 

最後にファンネルの穴にアルミホイルで橋渡しを作りのせる。これで準備完了である。

 

吸った後の状態だが、一応写真で置いておく。

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結果

端的に言えばフレーバーの味のみならず、チョコレートの味はした。

しかし、カカオ特有の酸味が強く出た。

 

生の何かをトップに入れる場合、とにかく高温にしてはいけない。

 

今回も例に漏れず、低温を維持しつつ、吸いでピークまで持っていくことをイメージした。

 

1回目の炭替えのタイミングで、かなり本調子になった。間違いなく、吐いた後、漂う煙の匂いはチョコレートそのものであった。

 

味自体も、カカオを感じるような仕上がりであった。

 

検証の最後の方に炭の量を増やして火力を上げた結果、焦げ感が目立った。

 

 

結論

炭の調整が難しいが、チョコレートの味は出た。正直初めから焦げ付いて吸えたもんじゃないものが出来上がると思っていた。

 

チョコレートの味の出方が、そこまで良いものではなく、序盤は酸味がかなり効いた、若干甘い何かになった。

 

中盤以降はかなりチョコレートの再現性は高くなった。今回の検証を何も知らない人に吸わせてみたがチョコレートの味がするとの回答はもらえた。

 

が、やはりフレーバーには劣るという結論に達した。作り方にも問題があるのかもしれない。様々な作り方で、なんとかして完璧なチョコレートの味が出るよう、改善していく。

 

また追記があれば記載する。

 

 

 

Debaj-ストロングミント(★★★★★)

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生のフレーバーを嗅いだ時は、酸味のあるミント系と感じた。何か鼻にツンと来るような匂いが若干だがある。また、デバジのフレーバー着色料シリーズである。深い緑に近い色がする。画像参照。

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立ち上げ後の味としては、スペアミントの味。簡単に言えばAFミントに限りなく近い。AFミントより、少し清涼感を足した味というのが1番近い。甘さもAFミントに似ている。おそらくベース香りの甘さ。

他のフレーバーでありがちなガムのテイストも感じられない。着色されていること以外はかなり無難な作りになっている。

味が口に残るような感じもなく、かなりさっぱりとした仕上がり、ただ、吸っている最中はもちろんミントの味が口に広がる。

清涼感はそこそこ。トライフェクタのTwiceXやドゥーバッコのロイヤルミント、ピュアタバコのFMLグリーン、これらの行きすぎたミント感はない。AFミント<これ<ドゥーバッコのアイスバブルガムといった順がわかりやすい。無難によくできたミント系である。

火力を上げることで清涼感が若干だが増す。ただ、その分ミントの味は若干薄まる。メンソールを感じやすい。逆に低い温度を維持してるとミントの香りが強調され、AFミントに近いテイストになる。

 

 

煙感はボリュームのある下に落ちるようなトロンとした煙がでる。これはカットがそこまで細かくなかったからかもしれない。

煙感はデバジの平均よりは良い。

ただ、デバジコーヒーミルクで書いたように、着色料が入っているシリーズなので、単品で吸うと少々頭が痛くなりやすい。

 

 

立ち上げ

陶器のトップ

燃焼システムのあるヒートマネジメントシステム。

kingco炭3つ平置きにして、風防有無の調整を入れる。

高温にはそこそこ耐える印象。debajの特徴として、低い温度で維持した方が良いフレーバーが割とあるなかで比較した場合。

やはり基本は低温維持が無難だと感じた。

 

 

総評

★★★★★

かなり良い。無難に作られたスペアミント系のフレーバーで、AFミントよりも清涼感感も若干あり、扱いやすいと感じた。

また、着色料が付いているため、セパレートでフレーバーを、ハガルに盛るとインスタ映えにはなりそう。

ただ、個人的意見だが、着色料ありは頭が痛くなりやすいので、そこは注意。ガバガバ吸うと確実に頭へ違和感を覚えるだろう。

AFミントの方が入手性は良いのでそっちでも良いが手に入るチャンスがあれば買ってみると良い。

 

debaj-コーヒーミルク(★★★★★)

生のフレーバーの匂いを嗅ぐと、コーヒー強めのコーヒー牛乳のような香りがする。

そしてこのフレーバーの特徴は何と言ってもタバコの葉が着色されている。

黒いが、緑が少しかかっているまさに海苔のような色である。

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立ち上げた後の味はコーヒーが強く出る。コーヒー牛乳のような甘ったるい香りと言うよりは、コーヒーにミルクを少し加えたような味。吐き終わりにミルクを感じ取れる。

温度が低い序盤は苦味が結構出てる。また、コーヒーとの再現性はかなり高い。ミルク感もないわけではないが、最初は感じにくい。

温度をキワまで上げると、コーヒーの苦味というより、砂糖をたっぷり入れた時のような甘さが強く出やすい。また、ミルク感も相当に出る。また、インスタントコーヒーというよりは、ドリップコーヒーのようなコクもある。

炭の終わりかけには、酸味も感じる。この辺もコーヒーのリアルな味に近いと思った。

コーヒー系にありがちな煙の吐くときにある粉っぽい、喉に引っかかる感じも少ない。ないわけではない。温度が低いときにこれを感じやすくはなる。Doobaccoカプチーノと比べてもコーヒー感はだいぶ強い。

 

煙感はDebajの平均。シロップが少ない部分を使ったとしてもかなりシルキーでキメの細かい煙が出る。煙量はDebaj平均。可もなく不可もなく。

 

タバコ感は明らかにAFより重い。個人的主観かもしれないが、Debajの着色されてるフレーバーの類は結構タバコ的に重い気がする。この辺は着色料が入ってるという先入観によるものかもしれない。

 

 

立ち上げ

陶器のボウル。そんなに大きくなく、深さも平均的なもの。

穴に橋渡しのようにアルミを巻いて、置く。

アマボースト。

kingco炭3つ平置き。7分ほど蒸らして、特にいじることなく完成。

そんなに高温には耐える印象はない。低い温度で維持しつつ、蒸らしを長めにする。

アマボーストよりも、炭の鎮火がしないような燃焼システムのあるヒートマネジメントを使うのが良いかもしれない。

 

 

総評

★★★★★

個人的にはかなり好き。

コーヒーとしても再現性が高く、酸味、苦味、砂糖、ミルクを入れた時の甘み。温度次第で変えられる。甘いコーヒー系としてかなりオススメできる。家にあれば、バニラやキャラメル等のフレーバーを足してより甘さを出していくのも面白そう。

コーヒー系のフレーバーが好きならば、家にあるとかなり使えると思う。

 

 

Debaj-ブラジリアーナ(☆☆☆)

生のフレーバーの匂いを嗅いだ感じはDebajのベースの香りが際立つ。特になんの味かと言われたら難しいが、ライムのような何かの香りがする。

立ち上げ時の味はベースの香りが少々と、Debajのアイスシリーズにある、またはモヒート等の若干のメンソール感があり、その中にぼんやりとしたライムの味がする。

安定するまでの中盤はメンソール感が強くなり、酸味が増す。味としてはAFfusionの3ALA MOODAKに似ている。香草のような、またウリ感のような味を強く感じる。

安定したころに、少しの甘さが出てきて、レモングラスのような香草感。メンソール感は安定中盤と比べれば、多少落ちる。

 

メインの味が、メロンのようなウリ感、ライム、若干の香草レモングラスのような、メンソール、バナナのような少しの甘さ、酸味。どれを際立たせるか作り手によって左右される。どの味を引き出したいかが重要になってくる。

温度を高めてくると、吐き終わりに、しょっぱいようなスパイス特有の味がする。

おそらくこれは失敗の典型。トニックウォーターのような味に塩味を足してるような。

正解の味はおそらくレモングラスのような香草系に若干の甘さ、炭酸とも取れるような煙を吸い込む時の喉の爽快感、そこそこの酸味まで持っていければ良いのかもしれない。

シリコンで作ると、割と甘さが強調される。バナナのような、メロンのような甘さ。

香草系はボヤけやすい。

 

 

煙感はフレーバーのロットにもよるが、シロップそこそこでカットが細かいとやはりフマリのようなボリュームのある煙が出る。Debajの平均かそれより少し良い。

タバコ的重さは体感だがAFかAFより少し重い。寝起き1発目とかで吸うとそれなりにシーシャ酔いするような重さ。

 

 

立ち上げ

レッドクレイに燃焼補助システムのあるヒートマネジメントを使った。

炭を置いた部分が鎮火しないような、ロータス2をイメージするとわかりやすい。

kingco炭4つ平置きで風防被せ。

5分ほど蒸らして吸いで持っていくイメージ。煙感の安定は割と早い。ボリュームある煙が出やすい。

シリコントップで作ると割と甘さが強調されるイメージ。

 

 

総評

★★★☆☆

他のフレーバーにない、香草のような味がする。若干のメンソール感。

熱の持っていきかた次第で味が結構変わる。

正解の味は先に書いたような、香草系。

割と高温に持っていくと失敗しやすい。

レッドクレイで作るとAFfusionの3ALA MOODAKにかなり似た味。

正直fusion買えば解決する。どちらも入手性は変わらない。

シリコントップで作った時に甘さが強調されるのも面白い。

正直ミックスは何と混ぜてもイケる気がする。青臭いフルーツ系など、選ばない。

そこそこの酸味、香草系のフレーバーとしては優秀。万人ウケはしなさそうなので星は2つ減らした。個人的には作り方に左右されるうえ、香草系のスッキリが好きなので買い。

Doobacco カプチーノ(☆☆☆☆)

熱を通す前のフレーバーの香りは少し乾いたような香り、コーヒーキャンディに近い香りがする。

低温だと味がボヤけやすい。しっかりと味を感じたいのであれば、高温に持っていって安定させるのがベター。

カプチーノの定義はエスプレッソにミルクを加えたものである。

しかし、このフレーバーからはあまりミルク感は感じられない。

味で主張が1番強いのはインスタントコーヒーにガムシロップを1つ2つ加えたようなコーヒーの味。苦味も少しある。この辺の再現性は高いと思うが、ミルク感はやはり少ない。作り方にもよるのかもしれないが、高温にしても感じにくかった。

ベースの香りも飴っぽいような何かが感じられるが、気になるほどではない。コーヒーのフレーバーと思えば味自体の再現性は悪くない。

Debajコーヒーミルクとは若干違い、適当に作っても苦みの方が感じやすい。Debajの方が確実に甘い。

 

 

煙感はかなりシルキーであり、喉に引っかかり等は覚えない。カプチーノ系、コーヒー系のフレーバー全般に見られる粉っぽいような、少し喉に引っかかる感じは見当たらない。煙自体に瑞々しさを覚える。

煙量はDoobaccoの平均。ボリュームのある煙というよりは、長くシルキーな煙が出るといったところである。

タバコ感はDoobaccoの平均。長く吸って頭が痛くなるということは少ないと思われる。この辺は個人差あり。

 

 

立ち上げ

レッドクレイ

ホットパン

kingco炭4個平置きで蒸らしの時に風防を重ねると良い。

温度が上がる前の状態だと味を感じにくいため、この作り方がベストである。

高温にあげやすいが、ホットパンのデメリットとしては炭の鎮火が早い。

 

 

総評

★★★★☆

フマリのスパイスドチャイのようなモッタリした支配的な甘さはなく、程よく甘いコーヒーといったところである。

個人的に甘すぎるフレーバーは5,6吸いもしたら飽きるため、あまり好まないが、コーヒーの再現性はそれなりに高く、ミックスでも役に立ちそうである。

星を1つ減らした理由としては、何よりもミルク感を感じにくかった。この辺は作り方にもよるのかもしれない。それに、Doobaccoのミルクのような1g単位で入れても味を占めるようなミルクをミックスすれば解決する。

家に置いても良いとは思うが、この辺はコーヒー系のフレーバーが好きかどうかで左右される。やはりフレッシュな柑橘系等家で吸うとなればサクッと吸えるのがいいと個人的に思った。

コーヒー系がきになる人は比較的入手しやすいフレーバーであるため、買ってみるのがいい。

 

 

Doobacco マンダリン(☆☆☆)

立ち上げる前はオレンジジュースに皮を入れた渋みのような匂いがする。この辺は少し曖昧。ただ1つ言えるのは生のオレンジの香りではない。何か独特な香りが混じってる。

立ち上げるとき、この独特な匂いが残っているが、キワまで温度を上げると、純粋なオレンジジュースのような味に、ピール足されたような味になる。苦味も再現できており、柑橘のフルーツにある白い部分のような味もある。

再現性高いと言えば高いが、個人的に甘いオレンジの身の部分の味が好きなので、Debajのオレンジようなフレーバーの方が良いとは思った。

焦げる寸前まで上げると甘さがかなり控えめになり、白い皮の部分の味がより強くなる。

 

シルキーな煙感。まとまりもあり、ボリュームもある。Doobaccoの平均くらいは出る。Doobaccoの特徴でもある、シルキーな煙ではあるが、ボリュームもそれなりにある煙が出る。

タバコ感はAFよりは低い程度。Doobaccoの平均。

 

立ち上げ

レッドクレイのトップ

アマボースト

kingco炭3つほど平置き。安定してからは縦置き2つ風防で調整がベスト。

高温に耐えるかどうかは普通。Doobaccoの平均。高温の方が甘さは出やすいが、上げすぎには注意。

 

総評

★★★☆☆

生のオレンジ皮ごと食べた時の再現度はかなり高い。

が、そもそも皮ごと生で食べる人は少ないので、好みは多少別れる。本物のオレンジを感じたいと考えたときに、選択肢に入れてもいいが、甘いクセのないオレンジ、またはみかんのようなフレーバーを吸いたいならば、Debajオレンジがベストだろう。

ミックスした際、白い部分の苦味、皮の苦味も際立つので面白いとは思う。

ただ、個人的にはオレンジのフレーバーに苦味等を求めないので、星は2つほど減らした。普通のオレンジに飽きた頃に吸うのが良い。

特段吸い慣れてない限り、ミックスもむずかしいので、家に必要かと言われれば微妙。