Doobacco カプチーノ(☆☆☆☆)
味
熱を通す前のフレーバーの香りは少し乾いたような香り、コーヒーキャンディに近い香りがする。
低温だと味がボヤけやすい。しっかりと味を感じたいのであれば、高温に持っていって安定させるのがベター。
しかし、このフレーバーからはあまりミルク感は感じられない。
味で主張が1番強いのはインスタントコーヒーにガムシロップを1つ2つ加えたようなコーヒーの味。苦味も少しある。この辺の再現性は高いと思うが、ミルク感はやはり少ない。作り方にもよるのかもしれないが、高温にしても感じにくかった。
ベースの香りも飴っぽいような何かが感じられるが、気になるほどではない。コーヒーのフレーバーと思えば味自体の再現性は悪くない。
Debajコーヒーミルクとは若干違い、適当に作っても苦みの方が感じやすい。Debajの方が確実に甘い。
煙
煙感はかなりシルキーであり、喉に引っかかり等は覚えない。カプチーノ系、コーヒー系のフレーバー全般に見られる粉っぽいような、少し喉に引っかかる感じは見当たらない。煙自体に瑞々しさを覚える。
煙量はDoobaccoの平均。ボリュームのある煙というよりは、長くシルキーな煙が出るといったところである。
タバコ感はDoobaccoの平均。長く吸って頭が痛くなるということは少ないと思われる。この辺は個人差あり。
立ち上げ
レッドクレイ
ホットパン
kingco炭4個平置きで蒸らしの時に風防を重ねると良い。
温度が上がる前の状態だと味を感じにくいため、この作り方がベストである。
高温にあげやすいが、ホットパンのデメリットとしては炭の鎮火が早い。
総評
★★★★☆
フマリのスパイスドチャイのようなモッタリした支配的な甘さはなく、程よく甘いコーヒーといったところである。
個人的に甘すぎるフレーバーは5,6吸いもしたら飽きるため、あまり好まないが、コーヒーの再現性はそれなりに高く、ミックスでも役に立ちそうである。
星を1つ減らした理由としては、何よりもミルク感を感じにくかった。この辺は作り方にもよるのかもしれない。それに、Doobaccoのミルクのような1g単位で入れても味を占めるようなミルクをミックスすれば解決する。
家に置いても良いとは思うが、この辺はコーヒー系のフレーバーが好きかどうかで左右される。やはりフレッシュな柑橘系等家で吸うとなればサクッと吸えるのがいいと個人的に思った。
コーヒー系がきになる人は比較的入手しやすいフレーバーであるため、買ってみるのがいい。