Doobacco ムーランイトチェリー(☆)

熱を通す前の匂いはピスタチオやアイリスのような匂い。かすかにチェリーの香りがする。立ち上げ時にもやはりベースの香りのような何かがある。AFチェリーのような海外のお菓子感(ケミカルさ)は少ない。

味はDoobaccoの中でも薄い方にある。味の濃いフレーバーとミックスすると若干ケミカルな何かのような味になる。

高温に耐えるようなフレーバーでもなく、温度を高めると喉に引っかかりを覚える。吐き始めに、北海道で食べたようなスープカレーのような匂いもする。何かの香辛料のような?飴のようなベースの香りも結構感じやすい。

ほんと若干のメンソール感もある。

日本のさくらんぼの皮を剥いで身の部分だけを食べたような香り。それも再現性が高いかと言われればまた微妙。アメリカンチェリーや、皮ごと食べた時のような味とは言い難い。とにかくあまり美味しい部類とは言えないフレーバーである。

 

シルキーな煙は出る。高温には耐えづらい印象であり、それにすると喉に引っかかりを覚える。煙量はあまり多くない。ドゥーバッコの平均か若干下回る。

 

立ち上げ

レッドクレイのトップ

アマボースト

kingco3つ平置き。ある程度煙が出たら1つ減らして立ておき風防なし

または一個で風防ありでもいいかもしれない。ただ、その分炭の持ちはあまり良くないので定期的な炭替えが必要。

 

総評

★☆☆☆☆

個人的には間違いなくいらない。不味くもないが、味はかなり薄く、家シーシャで最も面倒な炭のメンテナンスが必要になってくる。AFチェリーとかもう少しましなフレーバーがある。

これを買うくらいならもう少し別のフレーバーを買ってもいいと思う。

間違いなく家で使うとしたら用途がわからなくなる。フレーバーの状態があまり良くなかったので要再考。

 

 

Doobacco アイスバブルガム (☆☆☆)

生のフレーバーの状態の匂いを嗅ぐと、メンソールを感じるケミカルな何かな匂いがした。いざ作ってみると、名前の由来がわかる。12,3年くらい前にコンビニに置いていたガチャガチャ式のカラフルな丸い10円ガムのような味がする。

ケミカルでよく分からないボヤけた味ではあるが、おそらくミックスフルーツのような味で、香料の若干効いたメロンのようなテイストとも思わせる。

今まで吸ったフレーバーのなかで取り分け吸ったことのない味ではある。

先に書いたようなガチャガチャ式の10円ガムのベースの味にメンソール感というのがやはり近い。

ケミカルなフレーバーが苦手な自分もメンソールが効いてるおかげか特に問題なく吸える。

高温と低温でさほど味に変化が出ない。高温にした方が味を感じやすい。焦げる寸前のキワまで温度を上げた時、シロップ感を感じやすく、その時、ベースの匂いは特に感じなかった。かなりベースの匂いが少ないことがわかる。味持ちも良い方に分類され、30分吸っていてもメンソール感は残る。

 

 

煙量はDoobaccoの平均より多く出る。Doobaccoのメンソール系のフレーバーは気持ち他のフレーバーよりも煙量が多い傾向にある。例をあげるとDoobaccoで最も煙の出るロイヤルミントも然る。

 

 

立ち上げ

レッドクレイのファンネルトップ

アマボースト

炭2つ縦置き中心寄せ。蓋全開で放置。

5分ほど経ってから吸い上げ。

煙が結構出たと思ってからは蓋で調整。個人的には半開にしておきたい。

これで30分は大量の煙が出る。

 

 

総評

★★★☆☆

ケミカルな味が得意ではなかったが、これは吸えた。煙もかなり出るので嫌いではないが、家にあると便利かと言われればそんなことはない。なくても困らない上に、ほんとに煙が出ることだけをたのしみたいのであればロイヤルミントがあれば事足りる。

しかし、ケミカルフレーバーの入門には丁度よく、ミントとはまた違う清涼感もほどほどにあり、フルーツ系に飽きた人には勧められる。ただ、ケミカルな味をかなり吸ってる人にとってはまた物足りないものでもあり、難しいといった印象。

 

 

 

 

 

Doobacco ピスタチオ ヴェラ(☆☆☆☆)

フレーバーを開けた時の匂いはアマレットのリキュールのような香り。ピスタチオ感はかなり薄い。立ち上げの際も低温の際はこの香りが若干残る。低温から徐々に温度を上げて安定してきた時、初めてピスタチオの豆感を感じる。高温まで持っていくことで初めてしっかりとした味を感じられる。

ピスタチオのフレーバーで有名なのはSocial Smokeのピスタチオブリーズであるが、アイスクリームをイメージしているため、清涼感が目立つ。

ピスタチオヴェラは特に清涼感を感じるわけではなく、純粋なナッツ特有の味を感じたいのであれば、かなり良くできている。

また、フマリ特有のベースの香り自体はあまり目立たない。ベースの香りは飴のような甘さではある。全くしないわけではなく、甘さが際立つ良い塩梅である。

 

 

Doobaccoの平均、標準的な量。煙の質自体はフマリほどキメ細かくないが、シロップ量が多いためか、どことなく白を薄くした色の煙になる。

 

 

立ち上げ

レッドクレイのトップ

アマボースト

kingco炭4つ縦置き、端寄せ。安定時に炭3つ立ておき真ん中寄せがかなり安定した。

または、端の炭をそのまま横置きにして3つ

風防はいらない。

 

 

総評

★★★★☆

ナッツ感のあるフレーバーはあまり他社でも出していない。その中でも再現性はかなり高く、バニラ系とまぜたりチャイ系のフレーバーとも親和性が高いと感じた。

星を1つ減らした理由としては、やはり立ち上げ時、炭を弱めた(低温の時)のアルコール感、アマレット感が目立つ。

無論温度が上がり、安定した時はあまり目立たないが、やはりフレーバーの生の状態で嗅いだ時に感じる匂いは若干の違和感を覚えるはずである。

そもそも日本だとまだ、サダチさんやガガーリンでも販売してるか怪しい。

入手性の問題でも星を1つ減らした。

ただ、味単体で見ると家に置いておいても唯一無二のフレーバーになると思われる。

甘いお菓子系のフレーバーが好きな人はミックスの幅が広がるので、見かけたら購入してみると良い。

 

 

 

Doobacco コーラ(☆☆☆☆)

炭酸を抜いた、酸味の強いケミカルな味。コーラといえばコーラなのかもしれない。立ち上げの段階で酸味がかなり強い。低い温度だと酸味が強い部類のフレーバーになる。

kingco4つ縦置き、レッドクレイのトップだと甘さが強調され、どことなくハリボーのコーラグミのような味に近づく。

低温だと、往年のRommanロングアイランドアイスティーほどの酸味はないが、終わりかけの味と少し似ている。

私は、フマリのホワイトグミベア等のケミカルなもったりした甘さがあまり得意ではないが、ケミカルさはそれと比べるとかなり薄い。だが、やはり若干のケミカルさとDoobacco特有のベースの香り、特に飴のような甘さが目立つ。

 

 

Doobaccoの平均。作り方によってはそれより若干薄い。

カットが結構大雑把で粗めであるため、カットし直すのがベター。

DoobaccoはAFよりはニコチンは軽い。が、フマリほどではない。

 

 

立ち上げ

レッドクレイのトップ

アマボースト

kingcoフラット炭3つ(平置き1つ縦置き2つ)

安定してきたらkingco炭2つ縦置き真ん中気味にして、蓋全開で吸うのがかなり調子が良い。吸い方によっては焦げ感が出てしまうが、その時は蓋を取って1〜2分放置すれば問題ない。

 

 

総評

★★★★☆

低温だとかなり酸味がある部類のフレーバーである。ただ、本当に酸味の強いコーラフレーバーを吸いたければRommanのロングアイランドを吸えばいいし、コーラ以外に酸味あるフレーバーだとLayarinaのBTSパッションフルーツがある。

温度高めにしてハリボーのコーラ味に近い味にしてミックスを想定するのがベター。

結構酷評気味に書いたが、嫌いな味ではない。が、なくては困るかと言われればそうでもない。コーラのフレーバーの中では当たりの部類である。

王道のフルーツ系に飽きた頃に買ってみるのがベター。

 

 

Debaj-マンゴー(☆☆☆☆☆)

低温で炭2つ置きから30分で味を出すイメージで作る。初めはマンゴーの皮のような、スーパーで売ってるような安いフィリピンマンゴーのような味がする。酸味を少し伴う。

高温にすることによって、マンゴーの甘さがかなり際立ち、喉にさわるほど甘い。

そもそも、今回レビューで使用した、フレーバーのロット的に、シロップ量がかなり少なく、そもそも耐熱性がかなり低かった。

低い温度を維持してマンゴーの程よい酸味と強い甘味を感じるのが吉。ていうか低い温度にしないと正直何の味だかわからなくなる。

 

Debajの平均くらい。かなりボリュームのある煙が出る。

タバコ的重さはDebajの平均。特に強く感じたり弱く感じたりはない。

 

立ちあげ

シリコン-ロータスが無難かもしれない。極論シリコンは熱が逃げやすく、温度管理が楽になる。このフレーバーは高温、はたまた焦げに近い温度帯になると、かなり吸いづらくなる。

陶器のストレートボウルに炭直のせでもかなり美味しくできたが、炭の調整が厄介。

 

ミックス

これだけで味がかなり強い。

Debajのオレンジのような強い味であれば等量。ホワイトピーチ系などの弱い味であれば、少なめに入れるのが無難。

マンゴー:オレンジ=5:5

マンゴー:ピーチ=3:7

 

総評

★★★★★

マンゴー系フレーバーの中ではかなりよくできてる。基本的にマンゴー系のフレーバーは皮のような匂い、独特の青臭さ、また酸味が強い。

特にDoobaccoのトロピカルマンゴーとかも、少し前のロットだと、独特の青臭さがかなり目立つ。StarbuzzのSimply Mangoとかも、マンゴー系フレーバー特有の味がわかりやすい。

これらも、フィリピンマンゴーと考えれば、それなりに再現性は高く感じるが、おそらくシーシャを吸う人はマンゴージュースのような甘いものを求めていると思われる。

このフレーバーはかなり甘みを伴った、マンゴージュース、ピューレのような味がする。あまーいマンゴー系を探しているなら間違いなく買い。

 

 

 

 

 

Debaj-オレンジ(☆☆☆☆☆)

生のフレーバーの匂いを嗅いだ感じ、どことなく甘いオレンジの香りがする。

オレンジそのものの味がする。どのメーカーもオレンジは定番として出している。有名どころでいえばやはりAl-fakhel。

シーシャをよく吸う人には、AFのオレンジの温度が上がりすぎた時のイガみを消したオレンジと表現すれば分かりやすい。

本物のオレンジの皮:身の部分=2:3のような匂い。強い甘みを感じ。ほのかに酸味もある。

Doobaccoマンダリンとの違いとしては、柑橘系特有の白いひげのような部分が目立たない。とにかく甘い。

温度を上げすぎてもイガみが出ることはなく、みかんのような味とも捉えられる。

味の薄まり方としてはピール(皮)の部分の味が消える。

味はかなり主張が強く、ミックスに使う場合、10g換算で3gほど入れると、オレンジが味の大部分を占めるほど。

オレンジのフレーバーの中ではかなり良くできている。

 

 

平均的Debajの煙感。イメージとしてはAFをイメージするといい。雲のようなボリュームのある煙が出る。

先に書いたようにこのフレーバーは温度が上がりすぎても、味が気持ち薄まるだけでイガみは出にくい。煙のボリュームを取るか、味を取るかである。

タバコ感はDebajの平均より少し低い。味も相待ってガバガバ吸える。

 

 

立ち上げ

レッドクレイ

アマボースト

kingco炭4つ。縦置き。安定後、2つまで減らして蓋つきで調整。

結局味が濃いのでシリコンボウル−Kaloud Lotusが1番無難な作り方かもしれない。

十分な煙と味が出る。

 

 

総評

★★★★★

家でオレンジ系フレーバーを置くならこれでいいと思う。特に変なケミカルさとかもなく、無難にまとまってる。とても美味しい。柑橘系の中でも味がかなり濃いのでとても美味しい。温度の与え方で味が変化しやすい。Debajレモンを吸ってからこの味を吸うと柑橘系でもこんなにも違うのかと再認識させられる。

 

Debaj−レモン(☆☆☆)

シーシャのメーカーからレモンはよく出ている定番のフレーバー。

その中でもDebajのレモンは甘めの味になっている。通常のメーカーのレモンは温度を上げると、後味に強い酸味が出る。また、味がぼやけやすく、扱いにくいフレーバーである。

Debajのレモンは簡単に言えば、レモン水を水で薄めた、レモン水:水=1:1に甘みを加えたような味である。

レモン風味といえば近い。果物のレモンをイメージすると少し違和感があると思う。

温度を上げるとかすかに酸味を感じるが、他のメーカーと比べるとかなり薄い。

 

KingCo2つとカス炭2つでAFのようなボリュームのある煙が出る。しかし、この状態は温度が上がりすぎている場合が多い。

しっかりとした味を出すためにはKingCo2つ縦置き中心にゆっくり蒸らすのがベスト。

煙感はFumariのようなきめ細かい煙が出るようになれば、1番味がはっきり目立つ。

タバコの重さはあまり感じられない。Fumariより少し重いくらい。

 

作り方

シリコンボウル−Lotusが1番無難な作り方。アルミ直置きは試していない。

 

総評

★★★☆☆

家シーシャ用に置いとくことが俺の中でのレビュー基準なので、家に置いとくには必要ないと判断。ただ、甘いレモンは珍しい。個人的には不必要。Doobaccoのレモネードが個人的には1番好きなレモンなのでその点を念頭に置くと、あまり美味しいとは思えなかった。